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村上春樹は田中康夫やら片岡義男やらの仲間であると高校のころの僕は思いこんでいた。「都会的」とか「おしゃれ」とかまあそういう言葉で評されることが多かったからかな。ル・クレジオやアラン・ロブ=グリエなんかのヌーヴォー・ロマンにはまっていた僕にとってはまったく視界に入ってこない作家でありました。 それがどういう偶然か、なんとなく書店に並んでいたピンク色の奇妙な装丁の本を手に取り…いや、あれはたしか司修の壮丁だ。そうだそうだ。敬愛する司修先生だった。『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』を読んだのは大学2年生の年末だった。あのときの衝撃は忘れられない。これはイタロ・カルヴィーノじゃねえか! 日本にもこんなぶっとんだ小説を書く作家がいたんだ!とひっくり返ったものです。 ちなみにかつてあった村上春樹の公式ホームページで3回返事をもらったのがちょっと自慢です。ふふふ。美術館座り少女のネタ元は僕です…といっても誰も覚えていないだろう。 新作を書いているらしい。楽しみです、純粋に。堀江敏幸、蜂飼耳、保坂和志と並んで「新刊が出たらなにはともあれ必ず買う作家」の一人です。しかしめちゃくちゃな組み合わせだなあ。 ちらっと映っているのは奥さんだろうか。村上春樹と同じ年のはずだが、ずいぶん歳をとってみえる。いや、村上春樹が若く見えるのかな。惜しむらくはやはり隠れた朋友、中上健次が早く亡くなったことだよなあ。
by 42_195km
| 2008-12-02 23:55
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