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「図説自殺全書」、「図説排泄全書」、「図説死刑全書」などのタイトルの本を目にしたことのある人は多いはず。猟奇趣味と覗き趣味・・・なのか真面目なのかよくわからないモネスティエと原書房のカップリング。
この本もどこからどこまでが真面目で、どこからどこまでが興味本位かよくわからないです。まあ、ちょっと間引いて読んだほうがいいかもしれない。ユニセフの資料なんかもけっこう引用しているので信用できそうにも思えるが、どうにもちょっと筆が滑るところがあって、鵜呑みにはできない。 でも、それにしてもですね、世界の児童虐待の様相っていうのは、すさまじいものがありますね。腹立ちを通り越して、呆然と立ちすくむというか、何度ページを閉じて溜息をついたことか。 とくにひどいのが戦争関係のエピソードです。 1984年のイラン・イラク戦争のこと。 「子どもたちは、革命の色である赤と緑のバンドを額に巻き、自動小銃で武装し、ときには朱竜檀をわsずかに2つベルトにはさんだだけで、前線の地雷地帯に大量に送りこまれる。そこで、地雷によって数千人がずたずたにちぎれ飛び、スパダラン(ナチスのSSみたいな人たちらしい)や戦士たち、とりわけ貴重な装甲車のために道を切り開く。装甲車はこうして最小限の被害で進むことができるのである。」 すさまじい発想だ。逃げようとする子どもたちは、殴られ、撃ち殺され、士気を高めるために偽の聖者をでっちあげて、子どもたちを聖なる死へと導いたそうです。 「数千人の子どもたちは、彼らを天国へと導いてくれるこの神の使者、聖なる登場者に向かって歓声をあげながら突進する。この馬と乗り手が別の子どもたちを突進させるために別の砂丘に連れて行かれると、尾根を越えた最初の子どもたちは砂丘を駆け下りてイラク軍の機関銃の下になだれ落ちるという算段だった」 事実、あったことなのか? 僕には確かめようがありません。もし事実だとしたら、悪魔の所業とはまさにこのことです。 しかし、真に問題なのは、そのような虐待や搾取を行っている大人の側に、罪の意識が感じられない場合が非常に多いということではないでしょうか。 当たり前のように、殺され、道具にされ、踏みにじられている子どもたち。 今の日本にもたくさんいますね。 児童虐待。 貧困や子育て環境の悪化など、いろいろな理由が考えられていますが、ひとついえることは、「子どもにはまったく罪がない」ってことですよね。
by 42_195km
| 2009-08-05 00:30
| 本三昧
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