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ようやくCD用の棚が完成した。あー、引っ越しはたしか6月の中旬だったか、3か月近くかかったわけである。それまでCDはタワーとなって床に屹立していた。たまに赤ん坊がタワーを倒し、埋もれてしまっていた。悪いことをした。でもだいじょうぶ、100枚のCDがひとかたまりとして落ちてきたら凶器になるが、ばらばらに倒れるだけだから問題はない。
タワーといってもせいぜい1メートルくらいだし、赤ん坊の上に落ちてくるのはタワーの根もとのほうを構成していたCDであるから、床に近い、すなわち位置エネルギーが小さいわけで、あたってもぜんぜん痛くない。タワーの最上部のCDはそれなりの位置エネルギーがあるし、倒れるわけだから勢いもつくのだけれど、それは赤ん坊よりもはるか遠くに落ちるから問題ない。 といっても、妻には理解されない。怒られるだけである。 書斎の壁の一面が本棚である。つくりつけだからよほどの大地震でも倒れることがない。にもかかわらず妻は「危険だ」と言い張る。あれだけの量の本の重さを考えてみよと不可解なことをいう。たしかにすべての本の重さを合計すると何百キロになると思う。1トンくらいになるかもしれない。引っ越し屋さん、ごめんなさい、である。本を詰めた段ボール箱の重いことといったら、鍋焼きうどんの熱さなみの危険さである。 しかし、本もCDと同様に、大地震に遭遇しても、ばらばらに落ちてくるから心配ない。ダニエレブスキーの「紙葉の家」や村上春樹の「アンダーグラウンド」なんかはたしかに思いから少し危険かもしれない。でも、たくさんは危険ではないと思う。それくらいだ。「いてててて」くらいなもんである。きけば阪神・淡路大震災クラスの地震だと大型テレビが棚から飛ぶという。棚から落ちるのではない。横に「飛ぶ」のだ。おそろしいが、大型テレビだからであって、村上春樹だからではない。そうはいってもなかなか家人には理解されない。 というわけでCDの棚。大工さんに作ってもらうとけっこうな金がかかるはずなので自分で作ることにした。幸い、隣の部屋とつなぐ廊下というか縁側というか、えーっと、まあ、そういうスペースがあって(僕の家の構造を文章で書く努力はすでに放棄した)、普通の本棚が2つ分くらい入る。既製品もあるが寸法が足らなかったりする。にじにじと巻尺で縦だの横だのを計測し、近所のホームセンターで板を買い、釘と金づちで組み立てる。 このホームセンターというのがなんというか、いいかげんなところであって、板を切ってくれるのだが、結構雑である。つくり手である僕が雑であるからいっそうたいへんなことになる。 できあがった本棚はだから微妙に歪んでいる。おままけに2つ作ったんだけど、別々に工作したのでなんかずれている。えええい。こまったもんだ。忘れよう。なんとなく右の棚と左の棚がずれて見えるのは遠近法のせいだということにしようではないか。夜中までとんかちやってたら2階に住むおじいさんから「うるさい」と小言をいわれた。時計を見ると午後9時を回っている。9時だって? 僕的には宵の尿道口くらいの時間だが、すでに小便だけの友となるじいさんにとっては夜半過ぎだ。ごめんなさいと謝る。ふだん謝りなれている(つまり、失敗ばかりしている)僕は、「謝るときにはお礼もいうべし」という蘇生術じゃなかった、処世術もようくこころえておるわ。どうもありがとう。 とにかく完成した棚にCDをがしがしつめる。うはははは。入ったよ。クララ!みたいな感じで、ぐちゃぐちゃのCDたちがぐちゃぐちゃなりに入った。レッドツェッペリンの横に竹中直人のCDがあって、その横にスウェーデンの電子音楽集なんかがあるというめちゃくちゃさだけど、いいんだもん、入ったんだから。しめて1500枚入りました。実はほかにもFMやらレンタルCDやらを録音したCDが1500枚くらいあって、そっちは押入れの中に入っている。そっちのことも考える必要がある。でもとりあえずいいではないか。入ったんだから! そういえば押入れの中にはまだ見ていない、映画を録画したビデオが500本くらいあるし、そもそもCDだって全部聴いているわけじゃなくて、300枚か400枚は買ったばっかであって、それを全部聴くためには300時間か400時間いるのであって、500本のビデオを見るには1000時間かかるのであって、あわせて1500時間というと、2か月以上夜も昼も寝ないで見たり聞いたりする必要があるのだ。アホである。でもいいじゃない、入ったんだから。
by 42_195km
| 2009-09-06 23:50
| 世の中のこと
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