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読売新聞 8月16日(土)17時19分配信
岐阜県高山市と富山市、長野県松本市の北アルプスで16日、登山客の遭難が相次ぎ、計6人が行方不明となっている。 大雨などの悪天候が影響したとみられる。岐阜、富山、長野の各県警は16日の捜索をいったん打ち切り、きょう17日朝から捜索を再開する。 ◇ 16日午後1時20分頃、長野県松本市の北アルプス・穂高連峰で、広島県福山市北本庄、会社員藤石典万(のりかず)さん(55)が行方不明になったと、登山仲間から警察に通報があった。悪天候で現場に近付くことができず、松本署は、天候の回復を待って17日以降に捜索を行う。 同署の発表によると、藤石さんは13日、仲間3人と上高地から入山。14日からは単独で奥穂高岳(3190メートル)を目指していた。15日早朝、家族に「奥穂高にいるが、雨なのでこれから下山する」と電話して以降、連絡が取れないという。 ◇ 16日午前11時50分頃、岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂の北アルプス右俣林道付近で、登山者3人が増水した沢に流された。県警高山署の発表によると、登山者から「人が流されたようだ」と110番があり、その後、現場近くの山小屋「槍平(やりだいら)小屋」からも「男性2人、女性1人が増水した沢に流されたのを登山者が目撃した」と通報があった。 槍平小屋によると、行方不明になっている3人は、60歳代男性2人と50歳代女性1人。男性2人は広島県から男女7人で登山に来ていた。女性は福井県から夫婦で訪れていたといい、夫は自力で避難したが、負傷しているという。 岐阜地方気象台によると、高山市では14日から雨が断続的に降り続き、当時、大雨洪水注意報が発令されていた。 県警は悪天候のため、ヘリコプターによる捜索は見合わせ、山岳警備隊員10人が午後5時40分まで歩いて捜索したが、見つからなかった。17日午前7時から捜索を再開する。 同署によると、現場は槍ヶ岳(3180メートル)と「新穂高ロープウェイ」新穂高温泉駅の中間地点の登山道。3人は登山道を下っている途中、増水した沢を渡ろうとしたとみられるという。 ◇ 16日午前9時頃、富山市の北アルプス・赤木岳(2622メートル)の赤木沢で、沢登りをしていた男女2人が行方不明になったと、仲間の会社員男性(62)が富山県警山岳警備隊に救助を要請した。同隊が捜したが見つからず、17日朝に捜索を再開する。 発表によると、2人は京都市下京区、会社役員生(せい)千歳(ちとし)さん(67)と同市山科区、辻なち子さん(65)。いずれも同市内の山岳会に所属し、会社員男性と3人で14~16日の日程で沢登りをする計画だった。 3人は15日午前10時頃に赤木沢に到着。沢は雨で増水しており、2人は沢を渡ったが、男性は渡らずに別ルートを進んだ。男性は夕方に宿泊先の小屋に着いたが、2人の姿はなく、その後も連絡が取れないため、小屋に駐在する同隊員に救助を求めたという。 2人は簡易テントや行動食を持っていたという。 最近みかける山岳遭難、明らかに昔より高齢化していますね。上の記事でも「55歳」が一番若くて、あとは60代ばかりである。最高齢は67歳。 67歳? えーっと・・・すごいですね。 調べると今のお年寄りの登山ブームは1995年に放送されたえNHKの「中高年のための登山学」から始まったそうである。 バブル崩壊後、自信と金を喪失した日本の中高年にぴったりの趣味だったんだと思う。登山に必要なのは道具をそろえてしまえば、あとは交通費くらいなもんだ。山小屋に泊まったってたかがしれてる。 友達もできるし、なんとなくエコな感じもするし。 拍車をかけたのが女性でエベレストに初登頂した田部井淳子の存在だろうな。1939年生まれ、つまり今年で75歳か。今でも現役でばりばり山に登っている。彼女がNHKで山歩きしている番組を何度か見たことがある。苦しむ中年男性アナウンサーを励ましながら、にこやかに険しい山道を登る。スーパーウーマンですね。憧れる気持ちもわかる。 で、田部井も趣味としての登山を推奨していて、 『いつでも山を 田部井淳子の実践エイジング登山』 『日本人なら富士山に登ろう! 初心者のための安心・安全登山術』 『田部井淳子のあんしん!たのしい!山歩きお悩み解決BOOK』 みたいな本を出している。楽しそうなタイトルである。 でもってこういうナイスな本を読んで、高齢者がどんどん山に行って、どんどん死ぬのである。 罪深い。 ちなみに話題になった「岳 みんなの山」っていう漫画ありましたね。山岳救助隊の。知り合いの知り合いにアルプスのふもとでペンションをやってる元山岳救助隊の方がいまして、「遭難ってあの通りだよ。よく調べて描いてある」って言ってました。 身近のご高齢者で、これから山を始めようという方がいらっしゃたら、田部井ばあさんの本もいいけど、こっちもお勧めしたほうがよいのかもしれません。 <今日の音楽> シュニトケ、Elena casollのギター曲、Tod DockstaderのApocalypse、Tor Halmrastはセルビア万博のノルウェー館の音楽、ポルトガルの現代合唱曲、Piano Circus、アンリ・プッスールの電子音楽集、Horatiu raudlescueのIntimate Ritualsなどを聞く。 武満徹が編曲したマッカートニーの「イエスタディ」。まあ、ほんとに、美しいですね。
by 42_195km
| 2014-08-17 17:57
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